俺おれぶどう畑 ぶどう棚の設計#8 拡張性を持たせる 最終ステップは?

ぶどう棚の設計については、今回が最終回となります。

設置の後、太陽光発電システムによる水やりシステムもご覧いただけると幸いです。

俺おれぶどう畑は、以下のポイントに注意して設計しましたのでご紹介しています。

ご自身のぶどう棚を設計される際の参考になりましたら幸いです。

シャインマスカット、藤稔、ピオーネ、巨峰を栽培しています。

  1. フレッシャーズなので、コストミニマムでスモールスタートにする
  2. 見上げる姿勢や腰をかがめる姿勢を最小限にする
  3. シャインマスカットは雨に弱いので、雨除けのための屋根を設置する
  4. 管理がしやすい、短梢剪定で、一文字栽培とする
  5. 強風にも耐えられる強度を持たせる
  6. 軌道に乗ったら、拡張できるように拡張性を持たせる

  拡張性を持たせる
退職後のセカンドライフに向けての準備ということで始めたぶどう畑。

いきなり、順調に投資回収ができるとも思っていないため、ミニマムスタートとしています。

10年しないうちに到来するであろうセカンドライフに向けて、勉強だ、ということで、今年は4鉢、4種類のぶどう苗を栽培する計画でぶどう棚を設計しています。

棚への投資は10万円以下となるように考えました。

失敗を恐れては新しい事業の成功は望めないという意見もよく耳にしますが、私の場合は、家族の同意も必要なこともあり、いきなり大きな投資をして失敗しては元も子もないと考えた次第。

また、今回の設計をもとに設置した結果のフィードバックも必要でしょう。

ということで、図面をご覧ください。

まずは、ミニマムスタートの4鉢分のぶどう棚です。


俺おれぶどう畑を設置する畑は、間口10m、奥行26.5m
ぶどう棚の1鉢分の基本設計は、幅2.5m、奥行4mです。

単純に計算すると、1列あたり6鉢分、4列設置できるはずですが、
防風ネットの設置を考えているため、防風ネット設置分の面積を確保する必要がありました。また、敷地の端に、小屋があるためこの小屋を避けて計画する必要がありました。

防風ネット設置位置をぶどう棚の端から0.5~1m確保する計画とします。
また、小屋の寸法が1.6m×2.5m程度あるため、これを避ける計画とします。

あと、敷地いっぱいいっぱいにしてしまうと、作業しにくいことを想定しました。

結果、最終ステップのぶどう棚イメージは、1列あたり5鉢、3列の15鉢分となりました。
もう少し増やせそうな気がしますが、俺のなかでは最適設計です。
最終ステップまでの棚設置費用総額は、4鉢分で10万円なので、40万円弱の見積です。


よろしければご覧いただけると嬉しいです。











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